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Interview

地域企業にとっても、不可避。
デジタルを学び、活かすために。

2023.02.17

活動レポート

DXの必要性と現状

世の中的に注目度の高いトピックスであり、どの企業の経営課題としても挙がるようにとなってきたDX。一方で、充分に取り組めている企業は少なく、とくに小規模事業者では対応が難しいとされていることも事実です。

DXの障壁として挙げられるのが、デジタル人材の不足。そもそも採用できない、あるいは採用しても社内教育が行えない現状があります。

※高知県「IT人材に関する調査」(令和4年12月1日公表)より抜粋

なぜ地方でもDXが必要なの?

小規模事業者、あるいは地方の事業者にとってDXは難しい。しかしそれでも、DXに取り組むべき理由はいくつもあります。

DXとは、単なる「デジタル化」とは異なり、より価値を生み出すための取り組みである点が重要。ただ便利にしたり楽にするためのものではなく、新たなビジネスを生み出したりよりよい組織づくりにつなげられるものです。

人口減少が課題となっている高知県だからこそ、新しい手法や新しい価値については積極的に模索を行ってきました。その結果として、取り組むべきことのひとつがDXなのです。

企業のDXのためには、専門性の高い人材を採用する必要があるとともに、ある程度現在の組織の中でも学んでいく必要があるでしょう。昨今では新しい職業に就くためにあるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に対応するために、必要なスキルを獲得するリスキングが注目されています。

高知県では、企業のDXを推進するため、デジタル化人材育成のための講座などを独自に実施しています。

高知県のデジタルカレッジ:幅広いリスキング 講座がある

※講座の様子「令和4年度 システム開発人材育成講座」

デジタルに関する講座と一口に言っても、高知県ではそれらを学ぶ/学び直すためのリスキング講座が多様にあります。 プログラミング技術などかなり具体的なスキル講座もあれば、経営層向けの経営とDXの考え方などの講座もあります。

※令和4年度 高知デジタルカレッジで実施している講座(一部)

またベビーシッターを準備するなど女性が受講しやすい取り組みも実施。IT業界は女性比率がまだまだ低いため。女性の比率をより向上させ、多くの人に活躍してもらうことに注力しています。

高知デジタルカレッジ 受講生の声
https://kochi-digital-college.jp/graduate/

高知デジタルカレッジ https://kochi-digital-college.jp/
デジタル技術を積極的に活用できる人材の育成と、DXの実現を目指す県内企業を応援するため、デジタルにかかわる知識や技術を身につける一連の講座群を県主催で開講しています。
転職を目的とした講座では、受講生による成果発表会や、企業からの説明会の機会を設け、企業と受講生とのマッチングに繋がるような取組を行っています。

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