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Interview

企業にとって、効率的・効果的な人材確保を。
コミュニティを活かす、マッチング支援制度。

2023.02.15

活動レポート

地域で働くニーズ増。次の課題はマッチングへ。

地域で働くニーズ増。次の課題はマッチングへ。

新型コロナウイルス感染症の拡大を契機に、多くの企業でリモートワークが導入されるようになったことで、人々のワークスタイル・ライフスタイルに関しても変化が見られるようになりました。

その変化のひとつとして注目したいのが、地方移住ニーズと副業のニーズです。働く場所や働き方の選択肢が広がり、活躍の場を変えたり広げたりする人が増えています。 ニーズが増えているからこそ、次の課題となるのは、地域における企業と働きたい人のマッチング。ここでは、高知県のコミュニティ形成を基盤とした、主にIT人材を対象としたマッチング施策についてご紹介します。

ターゲットに合わせたIT人材に関するマッチングの取り組み

高知県ではIT人材のターゲットを大きく3つに分け、それぞれに最適な施策を用意することにしています。

まずは、県外から高知へ移住したい人。そして県外から高知と関わりたい人、最後に、県内で転職したい人です。重要視しているのは、高知県と縁がある人材を優先順位の高いターゲットと位置づけていることです。全国的にも人材確保は今後競争があることを踏まえ、やみくもに多くの人を求めるのではなく、高知だからこそ働きたいと考えてくれる人とつながることが重要です。

高知県における 3つのターゲット人材

① 県外から高知へ移住したい人
② 県外から高知と関わりたい人
③ 県内で転職したい人

それぞれの欲しい情報やコミュニティへの期待は違うため、ターゲットごとに最適なアプローチができるようにしています。

基盤となるのは、ITエンジニアやクリエイターなどの職種を中心とした人材のコミュニティ「高知家のIT~Work from KOCHI~」。現在の登録者数は900名以上。経験の有無や得意領域の異なる多用な人材とつながっています。

高知家のIT~Work from KOCHI~ https://kicnetwork.kochi.jp/

高知家のIT~Work from KOCHI~による人材マッチングの強み1:既存会員の存在

たとえば企業が地方拠点設立を考えたとしても、ゼロから現地で求人を行うのは大きなコストもかかりますし、お互いにわからないことが多いとミスマッチにも繋がります。

一方、既存コミュニティに属し、志向やスキルがある程度わかっている人材の登録がすでに900人以上。こうした人材を対象とした就転職フェアへの参加を通じ、よりよい人材確保が可能。コスト削減とミスマッチ低減の双方を実現します。

高知家のIT~Work from KOCHI~による人材マッチングの強み2:企業と人材のマッチング促進

マッチング促進のためには、まずどのような人材が最適なのか、知ることが重要。高知県では企業を個別訪問し、人材ニーズの把握に注力しています。

もちろん、人材側へのアプローチも手厚く、個人面談などを実施中。求人情報やイベント情報の発信を行っています。

※令和5年1月14日(土)に開催したフェアの例

企業へも働く人へも積極的に働きかけをすることでより高い精度でのマッチングが可能になるでしょう。

高知家のIT~Work from KOCHI~ https://kicnetwork.kochi.jp/
高知へUIターンしたい、副業で関わりたいという方を支援する、高知県が運営するコミュニティです。

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